【宅食 1か月 コスト比較】ワタミ・ナッシュ・三ツ星ファーム・食宅便・DELIPICKSを比べてみた

こんな時には宅食サービスを使うことがおすすめです。

宅食は、簡単・美味しい・栄養管理ができる、忙しい人の味方になってくれます。
しかも冷凍保存できるから、仕事や子育てで疲れた日でもレンチンですぐ夕飯が完成します。

ただし、自炊に比べてどうしても気になるのが1ヶ月あたりの料金です。

そこで今回は、人気の宅食サービス「ワタミの宅食ダイレクト」「ナッシュ（nosh）」「三ツ星ファーム」「食宅便」「DELIPICKS（デリピックス）」の5社をピックアップし、宅食を1ヶ月続けたら実際いくらかかるのか？ を徹底比較します。

先に結論（ざっくり）お伝えすると

• コスト重視なら：ワタミの宅食ダイレクト
• 外食気分・おしゃれメニュー重視なら：DELIPICKS（デリピックス）

がおすすめです。また、1か月あたりの目安は

• ワタミの宅食ダイレクト：約 10,000〜13,000円
• ナッシュ（nosh）：約 14,000〜18,000円
• 三ツ星ファーム：約 16,000〜20,000円
• 食宅便：約 13,000〜17,000円
• DELIPICKS（デリピックス）：約 24,000〜27,000円

になります。

以降ではコストについてさらに詳しく解説するので最後まで読んでみてください。

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【結論】宅食を週5回×1日1食ペースで使うと、1人あたり月約12,000〜28,000円になる

宅食サービスを週5回・1日1食ペース（22食／月）で利用した場合、送料込みで1人あたり約12,000円〜27,000円前後になります。

自炊の一食あたりの価格は、約300円～500円です。

SANZEN

仮に高い金額の500円で計算しても宅食との差は一食あたり45円〜730円になります。

1ヶ月で考えると990円〜16,060円の食費に差があります。

一方で夜ご飯を外食で済ませる人の平均金額は、約1,500円前後です。

つまり、自炊中心だった人にとっては、コストは増えるけど外食中心だった人には節約になります。

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【理由】なぜ自炊よりも宅食の値段は高い？またサービスごとに金額差がある理由は？

宅食サービスは、自炊よりも確かに1食あたりの単価が高くなります。ですがただ高くなるだけではなくきちんとした理由があります。

1. なぜ自炊より高くなるのか
2. なぜサービスごとに価格差が大きいのか

二つに分けて考えましょう。

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【1】宅食が自炊より高くなる理由

宅食が自炊より高いのは、「材料費」ではなく「付加価値」にお金を払っているからです。

① 人件費と調理コストが含まれている

自炊の場合、スーパーに行く → 食材を選ぶ → 購入 → 家まで運ぶ → 調理 → 片付けがセットです。

宅食サービスは、この工程をすべてを代行してくれる仕組みです。

完成された食事を自宅まで届けてくれるので、調理時に使うフライパンや包丁、まな板を洗う必要もありません。

宅食サービスの料金には「調理スタッフの人件費」だけでなく、「あなたの時間」や「キッチン設備コスト」も含まれていると言うことです。

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② 献立・栄養設計の手間を代行してくれている

毎日の自炊の中で栄養バランスを考えるのは本当に大変です。

特に高齢の方や成長期のお子さんがいる家庭では、塩分・カロリー・たんぱく質・野菜の量など気にかけることがたくさんあります。

宅食サービスでは、管理栄養士が1食ごとにバランスを設計してくれるため、

✔︎ 毎日の献立を考える時間
✔︎ 「献立を考えないといけない」という精神的なストレス

がなくなります。

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③ 冷凍保存・配送にコストがかかる

宅食は、調理後に急速冷凍・真空パック・冷凍配送を行っています。

冷凍や配送には電気代・機材費・冷凍便の送料が含まれており、1食あたりの原価が上がります。

自炊でも冷凍ストックを作る人は多いですが、

✔︎ 同じおかずばかりになってしまう
✔︎ おかずを冷ます手間がかかる
✔︎ 冷凍のために使用していたタッパーを洗う手間が増える

など、デメリットがあります。

宅食サービスは、「プロが作ってくれた」「毎回違うおかずで」「チンするだけ」で食べられる便利さを提供してくれるので、その分のコストがかかるのは当然と言えます。

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【2】サービスによって価格が違う理由

同じ「宅食」でも料金設定が大きく違います。具体的にはワタミの宅食ダイレクトに比べてDELIPICKS（デリピックス）は倍以上の料金がかかります。

その理由は、サービスの方向性が違うからです。具体的に考えてみます。

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① 食材のグレード・調理レベルの違い

比較的安価な宅食（例：ワタミの宅食ダイレクト）は、冷凍耐性のある食材を使い、工程を効率化しています。
一方、高価格帯（例：DELIPICKS（デリピックス））は、レストラン監修や国産素材にこだわり、「外食クオリティを自宅で再現」しているためコストがかかります。

どちらが良い悪いではなく、“自分が求めている価値”がどちらに近いのかで選択すればOKです。

栄養管理がされた「普通に美味しい」宅食であればあとはなるべく安いほうがが嬉しい人もいます。一方で「外食気分」「無添加」「国産」にこだわりを持ち、多少値段が高くなっても満足できる人もいます。

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② 見た目・メニュー数へのこだわり

ナッシュ（nosh）や三ツ星ファームのようなブランドは、見た目・彩り・パッケージデザインにもこだわっています。

ただ単に箱におかずを詰めるわけではありません。
ユーザー目線の容器にするために開発費・デザイン費・容器の質が考えられています。

だからこそその分のコストがかかるということです。

また、三ツ星ファームやDELIPICKS（デリピックス）は、メニュー数が150種類〜200種類ほどあります。さらに多国籍な料理や季節限定メニューまで展開しています。

その分、使用する食材や調味料の種類も増えるため、仕入れコストや開発コストが高くなります。

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③ 送料や配送ロットの違い

ワタミの宅食ダイレクトは一度に多く注文して送料を抑えることもできますが、ナッシュ（nosh）や三ツ星ファームは地域別送料や保冷便の回数で金額が変わります。結果として、配送の仕組みの違い＝価格差になります。

ただしコスト面だけを考えれば大量注文したほうがいいのですが、自宅の冷凍庫のサイズ感によっては入らない可能性があります。

また、賞味期限にも差があります。ナッシュ（nosh）の場合は約6ヶ月〜1年が多く、DELIPICKS（デリピックス）は最短3ヶ月前後とやや短めです。

自宅の冷凍庫サイズと消費ペースに合わせて、無理なく回せる頻度を選ぶことが結果的にコスパにつながります。

初めてナッシュとワタミの宅食ダイレクトを頼んだ時に冷凍庫の4分の3以上が埋まりました。

宅食の価格が自炊より高いのは、「便利さ」と「安心感」にお金を払っているからです。
また、サービスごとの価格差は、「どこまで手間を省いてくれるか」「どこまで見た目等を追求しているか」という違いによって生まれています。

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【比較】：5社で1ヶ月コストシミュレーション

ここまでで、宅食サービスの価格が「なぜ自炊より高くなるのか」「なぜ会社によって差があるのか」が分かりました。
では実際にどの宅食サービスが自分に合っているのか？一覧表で考えてみます。

今回は人気の5社
ワタミの宅食ダイレクト／ナッシュ（nosh）／三ツ星ファーム／食宅便／DELIPICKS（デリピックス）
を、月22食ペース（週5回×1日1食）で利用した場合の料金と特徴を比較します。

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宅食5社の価格・特徴まとめ（22食／月・送料込み）

サービス名	月額目安（22食・送料込み）	1食あたり	特徴・強み
ワタミの宅食ダイレクト	約10,000〜13,000円	約455〜590円	コスパ重視。冷凍でも味が安定しており、老舗メーカーの安心感。
ナッシュ（nosh）	約14,000〜18,000円	約635〜820円	シェフ監修でおしゃれな味。糖質・塩分管理にも強く、毎週メニュー追加あり。
三ツ星ファーム	約16,000〜20,000円	約725〜910円	管理栄養士監修。見た目・満足感・栄養バランスの三拍子がそろう。
食宅便	約13,000〜17,000円	約590〜770円	医療食・制限食など健康特化型が豊富。高齢世帯にも人気。
DELIPICKS（デリピックス）	約24,000〜27,000円	約1090〜1230円	高級志向。レストラン品質の味で”外食気分”に最適。

* 価格は「冷凍おかずタイプ／定期利用割引適用時」などの最安目安をもとにしています。実際の食数や配送頻度で上下します。

・最もコストを抑えたいなら、ワタミの宅食ダイレクト がおすすめです。
・コストやおしゃれなどを全てをバランスよく取りたい人はナッシュ（nosh）がおすすめです。
・最高品質・味重視なら、三ツ星ファーム や DELIPICKS（デリピックス） がおすすめです。
・健康志向に特に特化したい人は食宅便がおすすめです。

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まとめ：自炊よりもコストは上がるが、生活の満足度も上がる

宅食サービスを選ぶときは、自分自身がどこに価値を感じるかを考えた上で送料込み・利用頻度を含めた“1ヶ月あたりのコスト”で判断するのがおすすめです。

たとえば、

• コスト重視なら「ワタミの宅食ダイレクト」
• 外食気分を味わいたいなら「DELIPICKS（デリピックス）」

といったように、価格差があるのは“優劣”ではなく、重視するポイントの違いによるものです。

確かに自炊よりお金はかかります。
ですが、宅食には

• 栄養バランスが整っている
• 献立を考える必要がない
• 洗い物が激減する

という大きなメリットがあります。

忙しい日々を少しでもラクにしたい人ほど、価格だけでなく“トータルの価値”で選んでみてください。