
初めまして。私の名前はてせんママです。
経済的理由で子どもを諦めてしまう人が一人でも少なくなるように、
小さく暮らす工夫や節約術、リアルな子育てと暮らしの知恵をブログでお届けします!
「子どもってお金がかかるよね」
「2人目がほしいけど、金銭的にムリかも…」
そんな不安、私もずっと持っていました。でも実際に一緒に暮らして感じたことは
・思ったよりも、工夫次第でどうにかなる
・今すぐに大金がいるわけではないので、準備をしっかりしておけばいい
ということです。
この記事では、0歳と2歳の2人を育てる我が家が実際に1年間で育児に使ったお金を、リアルな数字で公開します。
- 我が家の育児費(年間)の内訳
- 節約しても手放さなかった支出
- 「これでよかった」と思える買い方の工夫
- 子育てにかかるお金の「本当のリアル」
我が家は2024年度、以下の育児費がかかりました(2歳、0歳の子2人)
基本的に「おさがり」「買わない工夫」を意識しながら、ムリなく過ごした1年の育児費用です。
↓育児費用はこちら↓
項目 | 年間支出(円) | 内容 |
---|---|---|
おむつ・おしりふき | 約80,000円 | 月6,600円程。まとめ買いやPB商品で節約。 |
ミルク・離乳食関連 | 約48,000円 | 混合+市販ベビーフード中心で。離乳食期だけの平均。 |
衣類・靴 | 約10,000円 | おさがり&リサイクルショップを活用。 |
医療費(通院・薬) | 約15,000円 | 自己負担分のみ。2回の縫合経験あり。 |
おもちゃ・絵本 | 約5,000円 | 基本はもらい物・図書館利用。ほとんど購入なし。 |
レジャー費 | 約60,000円 | 実家帰省や旅行などの交通費・宿泊費など。 |
雑費(ベビーカー小物等) | 約10,000円 | 傘や・ガーゼなど細々したもの。 |
合計 | 約228,000円(月平均約19,000円) |
👉 1年間で約23万円。1人あたり約月95,000円でやりくりできました。

母乳なのか?ミルクなのか?習い事はしないのか?などさまざまな考えがあると思いますが、
あくまで参考に!

2歳の子は大人のご飯と同じもので調理しているのでこの金額の中には
入っていません!それでも2歳の子の食費は限られているので大きな出費ではないです!

我が家の情報だけではなく、一般的な目安を知ることも大切だよね!
特に高校生や大学生になったときに教育費がいくらかかるのか気になる!
子どもが小さいうちはあまり実感がないかもしれませんが、成長とともに教育費はどんどん増えていきます。
特に高校・大学に進学すると、学費や通学費、習い事など、家計への負担が一気に大きくなることも。
将来に備えるためには、今のうちからおおよその目安を知っておくことが大切です。
ここでは、文部科学省や日本政策金融公庫の最新データをもとに、子ども1人にかかる教育費の平均をわかりやすくまとめました。
文部科学省が公表した「令和5年度 子供の学習費調査」に基づき、教育段階別の年間平均学習費を以下にまとめました。
教育段階別の年間平均学習費(令和5年度)
教育段階 | 公立(年間) | 私立(年間) |
---|---|---|
幼稚園 | 約18万5千円 | 約34万7千円 |
小学校 | 約33万6千円 | 約182万8千円 |
中学校 | 約54万2千円 | 約156万円 |
高校 | 約59万8千円 | 約103万円 |
※上記の金額には、授業料、給食費、学校外活動費(習い事や塾など)が含まれています。
出典:文部科学省「令和5年度 子供の学習費調査」
(https://www.mext.go.jp/content/20241225-mxt_chousa01_000039333_1.pdf)
大学の初年度納付金(令和5年度)
区分 | 入学料 | 授業料 | 施設設備費 | 合計 |
---|---|---|---|---|
国立大学 | 約28万2,000円 | 約53万5,800円 | — | 約81万7,800円 |
公立大学 | 約37万4,371円 | 約53万6,191円 | — | 約91万562円 |
私立大学(文系) | 約22万3,867円 | 約82万7,135円 | 約14万3,838円 | 約119万4,840円 |
私立大学(理系) | 約23万4,756円 | 約116万2,738円 | 約13万2,956円 | 約153万450円 |
私立大学(医歯系) | 約107万7,425円 | 約286万3,713円 | 約88万566円 | 約482万1,704円 |
※上記の金額は、初年度に必要となる納付金の平均額です。国立大学の授業料は標準額が定められており、
ほとんどの大学でこの額が適用されています。公立大学の学費は大学によって異なりますが、
国立大学の標準額に近い金額となっています。私立大学の学費は、学部や学科によって大きく異なり、
特に医歯系学部では高額になる傾向があります。
出典:
- 文部科学省「令和5年度 私立大学等の入学者に係る学生納付金等調査結果について」
- 文部科学省「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」

確かに徐々に金額が多くなるね!

そうだね!
あとは私立と公立でどちらを選択するかで大きく金額が変わるよ!
調査からわかるように、教育費は急に必要になるものではなく、子どもの成長とともに少しずつかかるようになります。
今できる準備を少しずつ進めていくことで、将来の「教育費ショック」を避けることができます。
節約はたしかに大事。でも私たちは、「これだけには使う」と決めていたものがありました。
- 清潔・快適なおむつ選び(漏れストレスはお金では解決できない)
- 食の安心(子どもの口に入れるものは体に優しいものに)
- 子どもの医療費
- 絵本は買うか図書館で借りる
- 子どもとのレジャー
→ 逆に買わなかったものは以下
- ベビーベッド、バウンサーなど「大型育児グッズ」
- 月齢ごとのおもちゃ
- 毎シーズンの新しい服
- おしゃれな育児グッズ(お皿やエプロンなど機能性を重視)
節約って「ガマン」じゃなくて「選び方」です。私たちが意識していることはこの5つ:
①「欲しい」じゃなく「使い切れるか」で考える
買い物の基準は、「これ欲しい!」ではなく「これ、本当に使い切れる?」「暮らしに根付く?」という視点。
買って満足、ではなく、暮らしに役立つかどうかを優先します。
②「買わない理由」が見つかれば、それは“正解”
買う前に、「これ、本当に必要かな?」「今すぐじゃなくてもいい?」と一度立ち止まる。
買わない理由が1つでも見つかれば、その時は買わなくてOK。後悔のない買い方ができます。
③「失敗した買い物」も経験として生かす
思ったより使わなかったモノでも、「こういうのは我が家には合わなかった」と学べれば価値あり。
無駄じゃなくて、“次の選び方のヒント”になります。
④ 新品じゃなくていい。まずは“代案”を探す
中古・おさがり・レンタル・シェアリングなど、「手に入れ方」にはいろんな選択肢がある時代。
必要なモノでも、いきなり買うのではなく、まず他の方法がないか調べてみます。
⑤ 日々の買い物は「ルーティン化」で迷わない
食材や日用品は、ある程度ルーティン(固定パターン)にしておくと、
無駄買いや特売に振り回されずにすみます。使うお店・買うものを絞ることで、管理もラクに。
これから子どもを持ちたいと考えている方、二人目や三人目を迷っている方に伝えたいのは、
「お金がないから無理」ではなく、
「お金の使い方を見直せば、道は開ける」ということ。
わたしたちは夫婦共働きではありますが、贅沢をしているわけでも、収入が高いわけでもありません。
でも、小さく暮らし、手間を楽しむことで、子ども2人との暮らしをしっかり成り立たせています。
- 2人育児でも年間育児費は約19万円に抑えられた
- 必要なものと不要なものの「線引き」が大切
- ストレスを減らす支出は「手放さない選択」を
- 子どもを持つ=お金がかかる、は「一面の事実」だけ
- 工夫次第で「子どもをあきらめない選択」はできる
子どもを持ちたいけれどお金が不安な方に届くよう、このブログでは「小さく暮らす工夫」「節約しても手放さない支出」
などを発信しています。
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