【家計管理】年間特別費の計画の立て方|毎月の固定費・変動費以外をまとめてラクに管理する方法

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てせんママです。
育休中・夫1馬力で月5万円貯金成功!
「お金が理由で子どもを諦める人を減らしたい」という思いで、小さく暮らす工夫や子どもとの日々を発信しています。

家計簿をつけていると

「毎月の固定費や変動費は把握できるけど、年に数回の出費が家計を圧迫しているな」

と、感じることはありませんか?

✔︎ 旅行
✔︎ 車検
✔︎ 冠婚葬祭
✔︎ 家電・家具の買い替え
✔︎ 納税

など、どれも毎月の生活費とは別に必要になるけれど、ついつい忘れがちです。

しかも1つ1つが結構高いから痛手なんだよね。

なので我が家では固定費と毎月の変動費以外はすべて『特別費』にまとめて年間で計画することで、家計の予算管理を劇的にラクにしています。

この記事を読めば、年に数回しかない大きな出費も慌てずに対応でき、貯金を崩さず家計を安定させる方法がわかります。

予算の組み方さえ一度決めてしまえば、あとは毎月自動で積み立てるだけなので

「ボーナスで穴埋め」や「急な出費で赤字」のストレスから解放されます。

今回の記事からわかること

• 特別費とは何か、なぜ年間で計画する必要があるのか

• 我が家が採用している「固定費・変動費以外は全部特別費」方式

• 特別費の予算を立てるときの具体的なステップ

• 金額設定を「多め」にする理由とメリット


結論:特別費は年単位で計画し、余裕を持った予算で管理する

家計管理をスムーズにするためには、特別費を年間でまとめて計画するのが効果的です。

特別費とは、毎月必ず発生する固定費(家賃・保険料・通信費など)や、毎月の変動費(食費・光熱費など)以外に発生する、不定期かつまとまった支出のことを指します。

我が家では

✔︎ 旅行
✔︎ 冠婚葬祭
✔︎ 家電・家具の買い替え
✔︎ 車検
✔︎ 学校行事
✔︎ 納税

など、毎月は発生しないけれど年に数回まとまって出ていくお金をすべて特別費としてひとくくりに分類しています。

納税は1年に一回大体決まった時期に支払いがありますが、我が家では特別費としてまとめています。

そして、これらを1年間の予定表に書き出し、合計額をもとに特別費予算を組むようにしています。

計画時には予算にプラス10〜20%の余裕を持たせるのがポイントです。

こうすることで、予想外の出費があっても慌てず対応でき、生活費や貯金を崩さずにやりくりできます。


不定期な大きな出費は、月ごとの家計管理では見えづらい

年に数回しか発生しないまとまった出費は、毎月の家計簿に混ぜてしまうと金額の把握が難しくなり、家計管理が乱れる原因になります。

例えば、冠婚葬祭や家電・家具の買い替え、帰省や旅行費用などは毎月の生活費とは別枠で発生します。

その月の家計だけで対応しようとすると赤字になったり、貯金を取り崩すことになっちゃうよね・・・

しかし、こうした支出を年間でまとめて予算化すれば

✔︎ いつ
✔︎ 何に
✔︎ いくら必要か

が、事前に見える化できます。

結果として、家計は「予想外の出費に追われる状態」から「計画的に備えられた安心状態」へと変わります。


具体例:我が家の特別費管理5ステップを紹介

我が家の特別費管理は、とてもシンプルな5ステップです。

この管理を始めてから予算オーバーしたことはありません!


1. 固定費を引く

 まず、家賃・保険料・通信費など、毎月必ずかかる固定費を予算から差し引きます。

固定費節約に関する内容は以下の記事をご覧ください。


2. 変動費を設定する

次に、食費・光熱費・日用品など、月ごとに変動する生活費を決めます。

変動費は毎月の金額が変わります。

なのでマネーフォワードMEなどの家計簿アプリを使って平均値を算出しておけば大丈夫です。

変動費はざっくりでOKです。
一円単位でズレを気にするとストレスになるからね。


3. それ以外は全部「特別費」

我が家が特別費に入れている項目は以下の通りです。

  • 家具・家電の購入・買い替え
  • 修理・メンテナンス費
  • リフォーム・リノベーション費用
  • 大掃除・害虫駆除など臨時サービス
  • 自動車購入・買い替え
  • 車検費用
  • 自動車保険(年払い)
  • 自動車税
  • メンテナンス(タイヤ交換、バッテリー交換、修理)
  • 医療費(入院費等)
  • 火災保険・地震保険(数年分一括払い)
  • 入学金・授業料(入園・入学時)
  • 学習塾・習い事の年会費
  • 結婚式・披露宴参加費
  • 出産祝い・進学祝い
  • 香典やお布施
  • お年玉
  • 誕生日・記念日プレゼント
  • 旅行費・帰省費
  • 固定資産税

4. 特別費の年間総額を見積もる

過去の支出や予定をもとに、1年間でかかる特別費を合計します。(例:年間120万円)


5. 12で割って毎月積み立てる

年間120万円なら、毎月10万円を特別費用として積み立てます。

ポイントは、見積もり額を少し多めに設定することです。

実際には年間100万円で足りる見込みでも、あえて120万円を計上しておくと、余った分は翌年の特別費に繰り越せたり、貯蓄に回せます。

こうしておけば、突発的な出費にも慌てず対応でき、精神的にも安心です。

我が家の場合は車を2台所有しているので特別費の金額が大きくなります。


特別費を年間計画に組み込めば、家計は安定する

特別費を年間単位で余裕を持って計画しておくことで、冠婚葬祭や旅行、家電の故障などの急な出費にも家計が振り回されなくなります

予想外の支払いがあっても、すでに積み立ててある特別費から出せるため、生活費や貯金を崩す必要がありません。

また、支出を

✔︎ 固定費
✔︎ 変動費
✔︎ 特別費

の3つに分類するだけで、家計管理がシンプルになります。

毎月の家計簿は固定費と変動費だけをチェックし、特別費は別口座や積立で管理すれば

何にどれだけ使えるかが一目でわかる家計が完成します。

家計管理を仕組みで回すことで、時間もお金も余裕が生まれるよ。


まとめ:特別費を「年単位」で管理すれば、家計はもっとラクになる

年に数回しかない大きな出費は特別費として年単位で管理してみてください。

毎月の家計に混ぜずに1年分まとめて見積もることで、出費の全体像が把握しやすくなります。

ルールを決めておくと、「これはどこに入れよう?」と迷わずに管理できます。

ポイントは少し多めに見積もって安心のバッファを確保することです。

予算オーバーにならないために、実際の見込み額より10〜20%上乗せして計画すると、突発的な出費にも対応できます。

家計管理は、複雑にしすぎると続きません。

特別費を年間で計画しておくだけで、毎月の予算は驚くほどシンプルになり、「お金が足りなくなる不安」から解放された家計へと変わります。

↓この記事を書いた人↓

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てせんママ

夫と息子・娘の4人家族。田舎暮らし。住宅ローンあり&車2台持ちでも毎月5万円以上の貯金成功。

\小さな暮らしで、節約×自己投資で“経済的理由で子どもを諦めない暮らし”/をブログで発信中

▶︎ 誰でも、月3万円の貯金ができる生活になる暮らし方・考え方。
▶︎ Instagramもやってます → @tesen_mama.blog

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